愛と悲しみと
プロット
日本
Jul,29 1962 EN LOS CINES
美しさと哀しみと(1965)
プロット
日本
Feb,28 1965 EN LOS CINES
美しさと哀しみと(1985)
プロット
フランス
Jan,01 1987 EN LOS CINES
悲しみよりもっと悲しい物語
プロット
韓国
Feb,27 2010 EN LOS CINES
とりつくしま
プロット
日本
Mar,30 EN LOS CINES
愛と哀しみのボレロ
プロット
フランス
Oct,17 2015 EN LOS CINES
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みとりし Comments (20)
看取り士を紹介する映画ではありません。
どうしてもタイトルに惑わされがちですが
これから観る人は本質を捉えてみてください。
私が言うのもおかしな話ですが
原案の柴田久美子さんが言い続けている
「すべての人が最期、
愛されていると感じて旅立てる社会づくり」
とにかくこれに尽きる映画だと思います。
看取りの文化が失われてしまった現代は
たまたま看取り士がそこに必要なだけで
本来旅立つ方の尊厳が最期まで守られ、
願いが叶えられ、愛に囲まれてさえいれば
看取り士の有無は関係ないのです。
つまりタイトルが「みとりし」なのに
『看取り士っていいでしょ』
『資格を取ってみたくなるでしょ』
『頼んでみたくなるでしょ』
なんて言う気がなく、
ただひたすらに目の前の命と向き合い、
逃げることなく支え、尊厳を守ってほしい。
そして愛情をもってそばにいてほしい。
たったそれだけで命の終わりも輝くから。
そんなことを伝えてくれる映画です。
私は映画をそんなに見る方ではないので
これが正しいかどうかは確約できませんが
【無音】がとても多い映画だと思います。
でもそれは間延びする【空白】ではなく
メッセージ性を持たせた【空間】です。
呼吸の音、所作、心の動き、そして愛。
看取り士からのメッセージがつまっています。
この不思議な没入感は
劇場でしか味わえないかもしれません。
たった2時間で一生が変わるかもしれません。
是非時間をつくって
劇場まで足を運んでみてください。
青木新門著 「納棺夫日記」がある。
それまで、死が身近になかった私には衝撃的な書であった。
その後、祖父、祖母は天命を全うしたが、私は有難いことに身近な死を殆ど経験していない。
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柴営業部長(榎木孝明)は、疲れた顔をして踏切に向かい、一歩足を踏み出そうとしたその時・・・
この後、”みとりし”になった柴の下に、新人看取り士(高村みのり)がやって来る。
又、町唯一の病院にも、同じタイミングで早川奏太もやって来る。
そして、二人は様々な死に直面する。
悩みながらも成長していく二人。そして彼らを見守る、柴たちベテラン看取り士たちや病院スタッフ。
冒頭記したように、私は今まで身近の死の経験値が低い。
それが、全ての理由だとは言わないが、今作を観た際の率直な感想は、少し辛口なものになる。
多数の死を、次々に扱っているからかも知れない。
音楽が、大仰なのも気になった。
<だが、”身近な死を、最近経験した人”が観れば、大きく見方が変わるかもしれないなとも思った作品である。>
難しいかもしれないけど、死に行く人にきちんと寄り添ってくれて、見送る人たちをきちんとサポートしてくれると、心穏やかに逝き、送ることができるように思う。
自分の死にざまや送りざまについて考えさせられた作品でもありました。
デジタルな効率ばかり求める社会には逆行するように感じる方もいますが、人生の最後、どうしたいか?
考えさせられました!