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インソムニア Comments (20)
さて、ノーラン映画最大の醍醐味である脚本ですが、残念ながらイマイチ盛り上がりに欠けます。それが原因で、魅せる演出が際立たなくて全体としては微妙な仕上がりです。
まぁ、ノーランの世界観(特に本作は"白夜"の設定がとても斬新)が好きな人にとっては面白い作品ですが、内容がパッとしないのは確かですね。
ノーランもう一回見る祭を始めることにした。『メメント』のあと、ということで超絶変態構成再びを期待してしまったが。
当時はリメイクだと知らなかったこともあり、まともというか普通というか引っ掛かりのない感じ。
見直してみると、最初は犯人を探す普通の刑事物だったのが、どんどんずれていって最後は別物になっていたことに気づく。
現実でもノーラン祭だと?
舞台が田舎っていうのがいいですね。白夜であることも不眠症をより強調していました。
たまに主人公の不眠によって揺れる視界というか意識?をカメラワークで表現しているのが良かったです。
他には川の丸太のギミックが怖くもおもしろい演出でした。
今作のロビンウィリアムズはいい意味でそこはかとなく気持ち悪い。いつも朗らかなおじさんのイメージが強いので、演技の幅の広さを感じました。
アルパチーノも渋い。くたびれていく様も良かったです。
ヒラリースワンクもハマっていました。エリー好きです。熱意があって、頭脳明晰で。
主人公が過去に口にしたと思われる、いい警官と悪い警官の不眠症について…皮肉ですね。それとも、元より自嘲だったのか…
ですが、本当に悪い警官は不眠症にはならないと思います。
主人公にはゆっくり休んでほしい…
あっという驚きや大きな感動はないけれど、じんわりと切ない作品でした。
でもでも、正義と悪の間で激しく揺れた主人公迎える結末は非常に感動しました!
中盤まではっきり言ってダルいんですが(でもアル・パチーノが好きなら画面が幸せ)中盤からの、しっとりとしていて、それでいて怒濤の心理展開が凄い。
不眠症というか、連続徹夜をした経験がある方には、きつい状況にも関わらず自分の首を絞めに眠気を押して行動するという使命感や焦燥感が理解出来るかどうかで設定の納得具合が変わってくるかも。
最終的には一人の警部の正義についての話になるので、どこまで主人公に寄り添えるかが楽しめるかどうかの鍵。