マイ・ボディガード Argumento

「エネミー・オブ・アメリカ」「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット監督がA・J・クィネルのベストセラー「燃える男」を映画化。暗殺任務に明け暮れる日々に疲弊していた元CIAの特殊工作員クリーシーは、9歳の少女ビタの護衛を引き受け、彼女の純真さに癒されていく。そして彼女が誘拐犯に拉致されたとき、彼の過激な追跡が始まる。2度のアカデミー賞に輝くデンゼル・ワシントンと「アイ・アム・サム」の天才子役、ダコタ・ファニングが共演。

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マイ・ボディガード Comments (20)

saidrlg
saidrlg
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再鑑賞。

1日に平均4人の子供が誘拐されるというメキシコシティで、実業家の娘Pitaのボディガードとして雇われるJohn Creasy。忌まわしい記憶を酒で紛らわせてきた元暗殺者が、少女の真っ直ぐで純粋な愛に癒され、救われていきます。

家計のために子供を危険に晒す親。
身代わりになって子供を救う護衛…。
真の愛を示したのはどちらか…歴然です。

復讐方法はなかなか残酷ですが、グロはそれほどはっきり映りません。
チカチカした映像加工が多いです。

Dakotaちゃん、ほんと名子役ですよね。
彼女でなければ感動が薄れてしまう気がします。

“A man always needs to be thanked.”

“Revenge is a meal best served cold.”
toxdbv
toxdbv
おいおい、こんな映画だったのか・・・知らずに観てる女性客の中には「ヒーッ!」と悲鳴をあげてる人さえいるのに・・・もっと「復讐劇」「R15」ということを宣伝しなけりゃね。

何がいけなかったのだろう。全く感情移入できなかったのは事実。中盤までは『アップタウン・ガールズ』よりは確実に上手くなっているダコタ・ファニングや、アカデミー賞の貫禄ある演技のデンゼル・ワシントンとクリストファー・ウォーケンに引っ張られてワクワクできるのであるが、誘拐事件が発生してからは「アレレ」とため息つくほど残酷な描写に終始する。これはこれで好きなのだが、唐突に始まる復讐劇にはちょっと戸惑ってしまい、慣れるのに時間がかかってしまいました。それでも置いてけぼりを食らった人には、指を切るシーン、耳を削ぐシーンという別の意味での楽しみ方(?)があります。

突如画面がブラックアウトしてしまったり、目が痛くなるほどシーンのコラージュがあったりで、どこかにサブリミナル効果があるんじゃないかと疑ってみたりもした。映像の特殊効果や全体的なバランスは良かったのだが、ストーリーのバランスが悪いので、印象に残るのは残酷シーンだけだ。それでも前半はしぶくて良かったんですよ。「負け犬」と自虐的になっていたり、「俺は熊かよ!」などとデンゼルの心も見えたし、ダコタだって「友達にはなれない!」と言われたにも関わらず彼を好きになっていく様子がうかがえて微笑ましかった。それだけに、後半、なぜ復讐に燃えているのかわからないほどデンゼルの大雑把な扱いは残念でならなかった。せめてダコタとの思い出をフラッシュバックさせるとかの工夫をするといった・・・そうしないと、「どうせ死んでないんでしょ」と思わせる展開にあっては、復讐心の感情移入ができませんよ・・・ロボコップじゃあるまいし。後半鑑賞中には「もし生きてたらシャレにならんぞ!」などと考えてしまって・・・

ワンシーン、ワンシーンはすごく良かったですね。やはりオスカー俳優です。演技だけは最高!総合的にはケビン・コスナーの『ボディガード』の方が好きかも・・・(笑)。2点くらいだと思ってたけど、リンダ・ロンシュタットの歌が聴けたので加点。

【2004年11月映画館にて】
vjjfzz
vjjfzz
スコット。クリストファーウォーケン。素晴らしいメキシコシティー映画。メキシコシティのクラブ、レイブで、銃をぶっ放すと皆落ち着き払って外に出て、箱を爆発させると皆さらに盛り上がるっていうシークエンスが印象的。実はメキシカン達は警官も誘拐犯も妊婦も父親も皆悪い奴らで、黒人と金髪アメリカンが容赦なくメキシカン達を皆殺しにしちゃうっていう身も蓋もない話。最後の橋の素晴らしさ。
sthjvfg
sthjvfg
前半はデンゼルワシントンが苦悩しながらも、少女と心を通わせてく過程が、よかったです

後半、ワシントンのきれっぷりがはんぱないです。が、見ていてあまり心地よいものでもなかった。
またトニースコットの画面をかくかくさせるのが多すぎ気分がわるくなりました。

評価が高かったので、アクションに期待していたが、そうゆう映画でわないですね。しっかし、なんとゆうかその少女との関係がほんとに微笑ましいので憎めない映画です
gqznpv
gqznpv
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レオンの系譜と見終わった後に聞き「なるほど」と納得。

ただただ危険な現場でピタの護衛をし続ける映画かと思ったらとんでもない復讐劇。冷酷さに胸打たれます。

作品の前半はピタとの間にささやかな絆が生まれていくんですよね。
水泳を教えるシーンなんかは、ほっこりしました。
ゲップを教えるシーンも(笑)
ピタの純粋さに感化され、穏やかな表情が多くなるクリーシー。
それゆえにピタが誘拐された後の復讐の度合いも違いました。

しかしダコタ・ファニングちゃんは可愛い。
ラストシーンでクリーシーの名を叫びながら駆け寄る時の表情が、痛々しさと安堵が入り混じり、こちらも涙を零さざるをえなかったです。
相変わらず素晴らしい役者さんです。

切ないラストですが、見てよかったと思える作品でした。