男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 Argumento

晩秋の吉備路を舞台に寅次郎と結婚に失敗した寺の娘とのふれあいとすれちがいを描く。脚本は「男はつらいよ
旅と女と寅次郎」の山田洋次と朝間義隆の共同執筆。監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 Comments (7)

yqcvotr
yqcvotr
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寅がお坊さんになろうとしていたら、柴又の連中はいっせいに反対して、特にひろしは悟りを開いた高僧を持ち出してまで反対で、いくらなんでもそんなに反対しなくてもいいのにと思った。というかむしろ、寅にお坊さんはとても向いていて、実際見よう見まねで法事を完遂していた。寅の安定を望むなら、柴又の連中は寅に仏門をバックアップすべきだ。

また、寅が今度は竹下景子をその気にさせて、尻込みして結果的に振っていた。ひどいぞ。

杉田かおるのコンディションが悪かった。

ヒロシのお父さんがいつの間にか亡くなっていた。
abqpko
abqpko
ネタバレ! クリックして本文を読む
シリーズ32作目。

OPの夢は、
さくらたちが寅さんのお見合い相手を探す。そこへ帰って来た寅さんは、何と偽者!
本物の寅さんは声を掛けるが、声届かず…。

今回寅さんは一度柴又に帰らず、よって序盤の騒動はナシ。
が、とらやでは、博と社長が仕事のやり方で喧嘩。
そんな時、寅さんから電話が。今岡山に居て、博の父の墓参りをするという。
これまで何度か登場していた博の父が、いつの間にか他界。(演じていた志村喬は本作の前年82年に死去)
墓参りで訪れたお寺で出会ったのが…

住職の父の世話とお寺の切り盛りをする今回のマドンナ・朋子。演じるは、竹下景子。
彼女もまた寅さんの世界にぴったりの魅力的な美人で、後に別のマドンナ役で再登場。

すっかり意気投合し、その晩はご厄介。
翌朝お暇しようとしたら、大事な法事があるのに、住職が二日酔いでダウン。
困った、困った。
そこを寅さんが助け舟。私が代わりに行きましょう。
袈裟を着て、適当に念仏唱えてりゃあ何とでもなる…って、大丈夫!?
本当に何とかなっちゃった!
テキ屋の売り文句がこんな所で役に立った。
しかも、住職より有り難みあると評判上々。
まさかのお坊さんが天職…!?

博の父の三回忌で、さくら・博・満男も岡山へ。そこに寅さんが居るとも知らずに…。
袈裟姿で住職見習いみたいな事をしてる寅さんに、さくらたちの驚愕っぷりは…お察しを。
問い詰めると、その経緯が朋子だと分かってさくらたちはまたまた頭が痛い。
三回忌で、博の兄弟姉妹も久し振りに登場。
最初は父を偲び和やかだったが、長兄のある発言をきっかけに…。
親族が久し振りに顔を合わせた時の気まずい描き方がやはり巧い。

朋子にも大学生の弟が居る。
本来跡継ぎなのだが、カメラマンを目指し、あちこち撮影の旅に出歩いてろくに大学にも行かず、父とは険悪。
いつもその間に入る朋子。
ある日遂に勘当となり、家を出る。東京に旅立つ直前、地元の“友達”の女の子に別れの電話を掛ける…。
サブエピソードながら、若者カップルの恋路にも注目。

朋子一人だったら気苦労で倒れていたかもしれない。
代打の法要。
お寺の雑用。
頑固な住職のお相手。
弟の彼女に恋の指南。
寅さんが居てくれて、どんなに助かっている事か。
寅さんは朋子に惚れているが、朋子も寅さんに好意を持っている。
しかも、父親も公認。言ってみりゃ、理想的。
が、二人の事で父親がうっかり口を滑らす。つまり、寅さんが跡継ぎとして、朋子と一緒になる…みたいな事を。
それを寅さんと朋子二人で聞いてしまい、気まずくなる。
寅さん、柴又に帰る…。

今回は寅さんの方から身を引くパターンの失恋かと思いきや、寅さん実はまだ諦めていなかった!
柴又に帰ってきて、どうやったら手っ取り早くお坊さんになれるか相談。
その軽はずみな考え、原因が恋の病である事に皆呆れ、相談しに行った御前様から大目玉を喰らう。
そんな時、朋子がとらやを訪ねて来る。
弟が心配で出て来たのだが、本当は、寅さんに会いに。そして、例の事…。
例の事に話が及ぶと、恋路はいつもながら…。

ゲスト出演者がなかなか豪華。
住職役に、2代目おいちゃん降板後も度々色んな役で出演している松村達雄がまたまた登場。ユニークな住職役はハマり役。
若者カップルに、中井貴一と杉田かおる。初々しい~!
寅さん最初のピンチヒッター法事先の旦那に、長門勇。
博の長兄の娘役で、森口瑶子が本作で女優デビュー。

寅さんがお坊さんなんて…と、端から決め付けるのは待て待て!
これは実体験だが、その昔修学旅行で訪れた京都のとあるお寺で、まるで芸人並みに喋りが上手くて面白いお坊さんが居た。
実際にそういうお坊さんも居る。
加えて寅さんは、思いやりもあるし、人を惹き付ける魅力もあるし、何だか有り難みも感じてくる。
軽々しく誰もがお坊さんになれる訳じゃないけど、ひょっとしたら本当に天職だったかも…??