ホースメン(1971)
プロット
アメリカ
Jan,01 1900 EN LOS CINES
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ホースメン Comments (10)
前述しましたが、今回ツィイー嬢は“猟奇殺人犯”です。これ、あちこちで公開前から書かれてますので吾輩も、《ネタバレ!》気にせず書かせていただきます。まあとにかく殺しの手口が残酷この上ございませんで、見ていて『イタイ、イタ~イ!もお、やめて~な!』って、心の中で叫んじゃいました。“R-15”よ~くわかります。その手の映像が苦手な方は、くれぐれも注意してご覧になってください。えっ?そんな人は、わざわざ見に行かないだろうって?でも今回は、“チャン・ツィイーのファン”という“こういうジャンルの映画に、あまり免疫のない方々”が、映画館へ行かれる可能性がありますよね?そういった方は、特に注意してください!これまでのツィイー嬢の映画とは、明らかに一線を画しておりますので。
ストーリーは、新約聖書に沿って“猟奇連続殺人”が行われていきますので、クリスチャンでもない吾輩には、少々難解でございました。聖書に詳しい方なら、非常に楽しめるんじゃないでしょうか?ただ、聖書のこと知らなくても、途中で最後のネタがわかっちゃうんですね(^^;。これは何か、非常に残念でございました。映画の作りとしてもそうですし、そしてその結末も、ストーリーとして『あまりにも救いがなさすぎる!悲しい』って感じで。だってあれではブレスリンが、可哀そうすぎます。彼はそんなに悪い父親じゃないでしょう?なのにあんな目に…(>_<)。
今回、色々と恐いことがスクリーン上で展開されますが、吾輩が最も恐かったこと、それは『今年30歳のチャン・ツィイーが、何とティーンエイジャーの役を演じている!』ってことです。映画の中で『8歳で施設から引き取られた…』『10年間の地獄を…』って台詞が出てきます。これから推測すると、ツィイー嬢が演じるクリスティンは、18歳ってことになりますね。いくら彼女が童顔とは言え、何ぼ何でもムリがある(特に丸出しのおでこ!年輪が隠せてません。ツライ…)!そしてツィイー嬢に泣き付かれたデニス・クエイドは、『子供は苦手…』みたいな台詞を言ってます。あのね、誰が見たって大人ですよ!チャン・ツィイーは!!いくらアジア系女優が幼く見えるからって、限度があろうに!これって、確信犯ですか?マイケル・ベイは、そんなところも見越してやってるのかなあ?もしそうだとしたら、“悪趣味”だわ。でももし、ひょっとして知らなかったとしたら(まあ、有り得ませんが)…、それでもやっぱり“悪趣味”(^^;。
分かってはいたんですけどチャン・ツィイーに尽きます。
はじめてみたあの田舎の初々しい娘と同一人物とは思えない
色気と演技だけでも見る価値はあると思います。
もちろん話もSawや羊たちの沈黙とかその辺が好きな人であれば
みて損はない映画だと思いますし、ラストに向けての展開や
想像してなかったラストにもビックリしました。
聖書の四人の騎士になぞらえて殺人が起こるというアイディアは良かった割りには何だか惜しい感じでした。犯人が途中でわかっちゃうからかな?チャン・ツィイーがちょっと中途半端だったからかな?製作のマイケル・ベイが「セブン」を観て「俺もいつかやったろー」っと思ってて作ったのではないかと。
チャン・ツィイーのキャラクターはハンニバル・レクター辺りを狙ったのでしょうが、「羊達の沈黙」には遠く及ばず・・・うーん、色々と煮詰め切らないのがマイケル・ベイらしいといえばマイケル・ベイらしいと思われます。勿論マイケル・ベイは好きですけどね!