ジェーン・エア(1944) Argumento

イギリスの女性作家シャーロット・ブロンテによる名作小説の映画化作品。幼い頃に両親を亡くし、冷酷な叔母に引き取られた少女ジェーン・エア。やがて彼女は孤児院に入れられ、つらい毎日を送ることになる。だがそんな逆境にもめげず、彼女は真っ直ぐにたくましく育っていった。ある日ロチェスター家の家庭教師として雇われた彼女は、そこの主人に恋心を抱くが……。ジェーンの友人役で子役時代のエリザベス・テイラーが出演している。

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ジェーン・エア(1944) Comments (1)

ouitahe
ouitahe
嵐が丘の原作者エミリー・ブロンテの姉シャーロットの原作小説を映画化したもの
原作を上手く翻案してあり、映画単体で十分面白い

子役が活躍しており主人公の子供時代役のペギー・アン・ガーナー、主人公が大人になったあと家庭教師をする少女アデール役のマーガレット・オブライエンがとても愛らしく演技も良く前半を牽引してくれる

そして何よりオーソン・ウェルズの存在感が素晴らしい
彼が画面に登場するだけで映画として成立してしまう名優の凄さがわかる

主人公のジェーン・エア役のジョーン・フォンテインの配役がまた良い
原作の不美人設定に対応しながらも、美人とは言い難いものの醜くはない見方によると結構綺麗かも知れないという微妙なところが見事にはまっている
そして19世紀の半ばでありながら個を確立した女性すなわち現代女性の原形をしっかりと演じて見せてくれた

ハッピーエンドは充分にカタルシスを得ることができる作品

また映像も白黒作品であることを上手に活かした撮影で、特に深い陰影の撮影は銅版画の美術品を見るようで美しい
慈善学校の初日の長い伸びる影での効果、霧の月夜でのロチェスターとの最初の出会いのシーンなども印象的な心に残るシーン

良い名作文学映画でした