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バビロン Comments (11)
下品で ドエロです。o2パイは よく出るので
そこわ 見所でした。(⌒▽⌒)アハハ!
映画業界を リスペクトしているとも 思えません。
最後の....10分程は 観なくてもいいかもです。(笑)
長過ぎるので 尿意に負けた人々が 多く見受けられました。
撮影の取り直しの繰り返しは 辟易でした。( >_< )/
唯一の救いは ダメ女に恋しても その後.....内緒。
トランペッターの物語も なぁーんとなく素敵でした。
サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の1920年代。映画で成功することを夢見ながらも時代や運命に翻弄されていく俳優たちの栄光と凋落をハイスピードに描く。最初からエンジンガンガンにふかしてアクセル全開。倫理観バグった中での、半裸全裸ドラッグ排泄暴力拳銃等、アウトでクレイジーな要素のオンパレード。
自分の存在が性的客体としてしか見られず、知的にも見下されることに屈辱を感じたマーゴットロビーが、名誉男子的に男前に振る舞うことで、傷つきながらも己の自尊心を奮い立たそうと懸命に全身で怒り、暴れ狂う。いや、乱れ狂う。凄まじい魂の叫びである。
並べて語ると本当に怒られそうだが、映画のための映画という意味では、エンドロールのつづきと通ずるものがある。あまり書くとspoilerになるが、根底にあるのはある意味どちらもpureで無垢な映画愛。こちらは見かけは手垢に塗れているかもだが、根底にあるのは無垢な魂。
以下、注意点と評価ポイント。
最初から急傾斜の超ハイスピードジェットコースターに乗せられて、トンデモない次元にぐわんぐわん連れて行かれる。ララランドで甘い世界観に惹かれた頭で見に行くと、まるで胸ぐら掴まれてガラス瓶で頭カチ割られに行くようなものなので、シートベルトは超必須。世界観とか話の方向性はある程度確認してから行った方がいい。
ふいに訪れるマーゴットロビーのサイレント映画シーン、あれぐらいの静寂と余韻が緩急つけて定期的にある映画だったら評価上がったかもしれない。
ブラピと同じ時代に生まれたことを心から幸せに思った。洋画好きの父が映画の話をする時によく挙げていた女優の名前(グロリア・スワンソンとかグレタ・ガルボ)がブラピの声でブラピの口から発せられたのを聞くことができてそれだけでも幸せだった。ブラピの役がイタリア出身設定なのでイタリア語をちゃんと喋っていて「イングロリアス・バスターズ」のリベンジができた!
マーゴットはこういう役がぴったりで彼女以外に考えられない。彼女の代表作の一つになると思う。ディエゴは一途でピュアなところが最初から最後まで全くぶれなくて映画に愛された天使だった。
冒頭から最後までとにかくかっこよくていい映画だった。チャゼル監督、素晴らしい!
映画のサイレント期からトーキーへと移り変わっていく中で、翻弄されていく映画人たちの物語。
3時間はあっという間に過ぎていく。
映画を作っている人間は悲喜交々、一生懸命やっているが結局は消費されていく悲哀の様な物を感じた。
映画で描く、映画とは何かを体現した様な作品だったと思う。