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グッド・ボーイズ Comments (20)
わざとらしく大層な音楽が流れたり効果音が鳴ったりと
始めはそれが少し鼻についたんですが、
だんだんと自分も子供の目線になれたのか
その内普通に笑ってた。
よくもここまで随所に下ネタ仕込んで来たな!
と呆れる反面、ウケてる自分も居てて·····あっ、それは子供目線では無いな(〃ω〃)
よほど堅物な人で無ければ面白いと思えるのではないでしょうか。(衛生面では気になる点も有りますが)
子供達の友情に対する想いが愛おしくて
下ネタ以外も十分に楽しめました。
丁度時間が空いたので、というかなり適当な理由で観たため、事前には全く期待をしていませんでした。解説見ても、小学生対象の映画みたいだったし。だが中身は…、小学生に見せたらダメ!絶対!な内容がてんこ盛り。
冒頭でビールチャレンジが始まったので、え、これは子供に見せたらダメなんでは?と思っていたら、怪しい人物やアイテムが次々と登場して、観ている側の道徳心はあっさり崩壊してしまいました。PG12指定に安心して、家族で鑑賞したら凍り付くこと間違いなし。過激度で言えば、『メリーに首ったけ』(1998)と同程度かな。
ただ、配役の人種構成にかなり気を遣っていたり、描写も児童ポルノをギリギリのところで回避しているなど、作りは意外に真面目。監督は本作が長編デビューとなるジーン・スタプニツキー。初めての長編でここまでの力量を示すとは素晴らしい。今後の作品が楽しみです。
そしてドタバタ喜劇で終わると思いきや、『IT』のドラマ版を思い起こすような、ちょっと泣かせる結末となっていて、これまた意外。
小6のマックス、ルーカス、ソーはビーンバッグボーイズと名乗るバカトリオ。マックスは同級生のブリクスリーに絶賛片思い中。そんな折同級生からパーティに誘われたマックス、そのパーティにはブリクスリーも来るし、キスゲームもあるぞと聞いて即OK。しかしよくよく考えたら誰もキスをしたことがないビーンバッグボーイズはあの手この手でキスの仕方をリサーチするが・・・からのドタバタ学園コメディ。
『グローイング・アップ』、『ポーキーズ』、『初体験/リッチモンドハイ』、『アメリカン・パイ』等々昭和から脈々と続く下ネタメインのバカ映画の主人公の年齢をグッと下げるというありそうでなかったアプローチを取る本作ですが、下ネタのレベル感は据置なのでPG12指定。ということは小学生は保護者同伴じゃないといけないわけですが、これ小学生には解らないレベルのエゲツない下ネタしか出てこないので、正直保護者の立場では連れて行きにくい内容となっています。これでもかと出てくる大人のオモチャの数々は「これ何?」って訊かれてもそう簡単には答えられません。
しかしそんなシッチャカメッチャカの向こう側に透けて見えるのは両親の離婚やイジメといったいつまで経っても消えてなくならない社会問題、見栄や奢りや妬みに振り回されて疲弊する逃げ場のない子供社会といった辛辣な風刺もしっかり効いていて、キスがどうしたこうしたの喧騒の向こう側にしっかりと着地する結末に胸が沁みる感動がちゃんと待っています。
そしてこんな作品のBGMにはロックが不可欠、ジューダス・プリーストのアノ曲がかかるシーンでは爆笑しながら鳥肌が立ちましたし、個人的には聴き飽きてしまったはずのあのバンドのアノ曲には不意を突かれて号泣しました。何気にロックミュージカルの『ロック・オブ・エイジス』への壮大なリスペクトも滲んでいるのでロック好きと下ネタ好きは全員観なあかんやつです。これでもかとブチ込まれた下ネタの絨毯爆撃の果てにあり得ない展開が空から降り注ぐ日本映画の至宝『パンツの穴』のハリウッド版と呼びたい痛快作品です。
子供にアダルトグッズ持すな笑
親が隠してるものなんか全部遊び道具だよね。
この作品の中だと隠してない説あるけど。
触らないでを必ず触る子供時代。
精神年齢低い男子のいたずら、もう少しひねりが欲しかったな。