野菊の如き君なりき(1955)
プロット
日本
Nov,29 1955 EN LOS CINES
恋の墓
プロット
日本
Mar,12 2021 EN LOS CINES
菊次郎の夏
プロット
日本
Jun,05 1999 EN LOS CINES
ガラスの墓標
プロット
フランス
May,29 1971 EN LOS CINES
墓場なき野郎ども
プロット
フランス
Nov,08 1960 EN LOS CINES
太陽の墓場
プロット
日本
Jan,01 1900 EN LOS CINES
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野菊の墓 Comments (7)
・ただ、明治時代なら、好きでない人と結婚する話は、
男女が100人いたら、30~60人はいたかも知れない
→ 結婚には家長の許可が必要だったし
→ 「好きな人と結婚する」の考えは、少数だった
→ 資産家なら、2男でも、末女でもダメだった気がする
→ なので、現在の感覚なら政夫の母:きく、の考え方は
「鬼婆」の評価となるが、当時は普通だった気がする
・なお、財産が少ない庶民は、長男以外ならある程度、恋愛結婚はいた気がする
・それと、現在でも、子供を宿してたら、相手の了解がない場合、
そのまま、黙って嫁いだらダメだろう
この下からは、誉める部分
・この映画(物語)は、骨格が良い
→ 特に民子の最期の部分
→ 死ぬときに、貰った手紙を大事に持ってたとは、
男にとって、この上ない、無上の光栄だな
→ この部分は泣ける
→ 「主役や助演の演技が下手」など無視して可
・骨格が良いので、映画やドラマが何度も作られる、及び、似た物語が作られる
→ 武者小路実篤の「愛と死:1939年発表」や、
大江賢次の「絶唱:1958年発表」は、少し似てるもんな
・私にとって、泣ける、良い映画でした
二歳年下の跡継ぎとすぐに仲良くなる。
しばらくして人の口にたつようになり・・・。
澤井信一郎監督のデビュー作で、とても手堅い演出で泣かせてくれる。
《最強のおでこ。最強のアイドル映画。》
全ての優れたレビューすら一刀両断に粉砕し、読んでしまったならば。レビューする気になど全くさせなくさせてしまう。最凶に気合が入りまくっているウイキペディアは要参照。
(この作品の作品情報の「野菊の墓」のコミカライズ・映像・舞台作品から見に行けます)
それにしても、ポスト百恵の筆頭として映画界への殴り込み。
なかなかの成功を収めながら。その後『プルメリアの伝説 天国のキッス』『夏服のイブ』(どちらも東宝)と来てからの『カリブ・愛のシンフォニー』ですよ…。
アイドルを観に来た観客に対して鈴木則文だもの(笑)
本人どころか、関係者の預かり知らぬ間に。一気に勘違いコメディー女優に仕立て上げられ、一瞬での女優生命アウトなんだからなあ〜(^^;
但しこの作品の時は、まだ近い内にそんな事が起きるとは思わずにいた…。
一瞬の夏の花火の様な、煌びやかと儚さが同居した奇蹟の1頁。
2018年8月22日 国立映画アーカイブ/長瀬記念ホール OZU(旧国立近代美術館フイルムセンター大ホール)