再見<ツァイツェン>、また逢う日まで
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中国
Nov,08 2003 EN LOS CINES
アリスのままで
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Jun,27 2015 EN LOS CINES
本日またまた休診なり
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Sep,30 2000 EN LOS CINES
素顔のままで
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Sep,28 1996 EN LOS CINES
また、あなたとブッククラブで
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Dec,18 2020 EN LOS CINES
ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう
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ドイツ・ジョージア合作
Apr,07 2023 EN LOS CINES
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また逢う日まで Comments (2)
だいぶ前Amazonで購入
久しぶりに観た
地元や近隣の市のTSUTAYAには置いていないのはとても残念だ
渋谷TSUTAYAならきっと置いているだろう
大東亜戦争東京空襲のなか地下鉄で2人の若い男女は出会う
会った瞬間から両思い
再び出会い愛を深める
変顔で戯けたり
プラトニックラブ
窓から間接キッス
直接キッス
当時はとても刺激的だっただろう
結局2人は戦争で引き裂かれ結ばれることはない
悲しいラブストーリー
三郎の兄二郎が荷崩れで下敷きになり死ぬことなるがなんか不自然だった
ヒロインが爆撃で死ぬことになるがこれも描写が不自然だ
昭和25年の作品とはいえそれがとても残念
三郎の心の声がやたら多い
この作品の特徴だ
古めかしい日本語が美しい
醜いネット用語に毎日晒されていると逆にこういう文章に対して気分が良くなる
主人公も最後に死ぬが戦地で死ぬ描写はなくああいう形で観てる側に知らせる表現はわりと好き
主人公三郎を演じた岡田英次がイケメンすぎる
杉村春子さんの若い頃はそれほど不細工ではなかった
当時はGHQの方針で時代劇を作ることできず現代劇しか作れなかったがそのなかで当時これほどのクオリティーの作品を制作したのは称賛したい
再三出会った三郎と螢子は出版社の前で初めて声を交わす。螢子は画家志望だが、挿絵を中心とした戦争画を描かされているのだ。芸術ではなく、生活のためと自嘲する螢子。彼らは何度もデートを重ねる。画家のアトリエを借りている螢子と母親(杉村春子)。そのアトリエの窓越しのキスが日本映画史上最も美しいとされているキスシーンだ。その後のデートでは普通にキスシーンがあるのだが・・・
兄の二郎が事故で亡くなり悲しみに暮れる日。学生の仲間たちに次々と召集令状が来ていたのだが、ついに三郎にも赤紙が来た。出発の二日前、アトリエで将来について語る二人。螢子に描いてもらった肖像画を形見になるかもしれないから預かってくれと告げるところが衝撃的だった螢子。最後の日、ようやく母親の了解も得られ、約束の場所へ逢いに行こうとする螢子だったが・・・そこで冒頭のシーンに戻り、亡き長男の嫁が防空訓練で倒れた。医者も来ないので看病しなければならない三郎。空襲警報が鳴り響く中、1時間以上も駅で待っている螢子。そこへ爆弾が・・・三郎は螢子の死を知らぬまま軍用列車で運ばれる。やがて終戦を迎えたが、アトリエには今は亡き三郎の肖像画が黒い布でつつまれていた・・・
ほぼ全編にわたって岡田英次のモノローグで構成されているのだが、螢子の死の直前までは彼女のモノローグがはさまれ、最後にはモノローグが全くない、残された者たちのシーン。これが妙に悲しさを誘う。
戦争を背景にした恋愛映画は数多くあれど、これだけ反戦メッセージを残す作品は珍しい。時代がそうさせたのだろうけど、客観的に若い二人を見守るように観る者を引きずり込む手法には恐れ入った。