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ロサンゼルスのショウビズ界を舞台にしたイギリス人青年のラヴ・ストーリー。監督はアキ・カウリスマキの実兄で「アマゾン」のミカ・カウリスマキ。脚本はリチャード・レイナーの『Los Angels without a Map』を基にミカ・カウリスマキ、リチャード・レイナーが執筆。製作は「バタフライ・キス」のジュリー・ベインズとサラ・ダニエル。製作総指揮は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のディーパック・ネイヤー。撮影は「ドーベルマン」のミシェル・アマチュー。音楽は「フィフス・エレメント」のセバスチャン・コルテラ。美術は「マイ・フレンド・メモリー」のキャロライン・ハナニア。編集は「アンダー・ザ・スキン」のエワ・J・リンド。衣裳は「スネーク・アイズ」のヤスミン・エイブラハム。出演は「バッファロー'66」のヴィンセント・ギャロ、「愛のトリートメント」のジュリー・デルピー、「アイズ ワイド シャット」のヴィネッサ・ショウほか。

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Etoccslnglort
Etoccslnglort
1998年イギリス・フランス・フィンランド合作映画。107分。今年7本目の作品。どんな映画かまったく知らず、ジャケットだけで借りた本作。監督名にカウリスマキと書いてあって、「おお!」とおもったら別のカウリスマキでした。

内容は;

1、スコットランド田舎町の葬儀屋で働いている男性が、ロサンゼルスからきた女性に一目惚れする。
2、彼女を忘れられない男は、追いかけロサンゼルスへ。
3、二人は結婚するが、男はまともな職につけず、女は夢見る女優業を追い求めるあまりに次第にすれちがいが生まれるようになる。

配役の光った作品です。ずっと平凡であったがゆえに人生の欲求不満と苛立ちに満たされている男と、女優になるという覚悟をもちながらも根が純朴なために常に道徳心が揺れうごく女。こんな役を演じた二人の外見は、その人生を体現しているかのようなコンプレックスが滲みでている。だから、そこから映画の中にはいっていけます。

しかし、本作の最大の当たり所は男のLAでの友人役をやったヴィンセント・ギャロ。どこか人生を諦めにかかっているユーモアがあって優しいがワイルドでもある。時折しか出てこないのに、かなり作品の空気を支配しています。主役二人がいないときにも、どこかにこの俳優さんの力が感じられるくらいの存在感。

作品自体はLAという華やかな場所を舞台にしながらも、ヨーロッパの監督らしい地味な演出。二人のぎくしゃくした関係を指輪一つのワンシーンで表現したり、たった一言で心情を表現してしまう大胆さを察知できないと、退屈になりかねないタッチです。

エンディングの締め方はうまかったと思う。「これだったらありえる」と思いました。難しい男女のテーマだった故になおさらそう思いました。

そして、けっこう個人的な過去の体験にもマッチした作品でした。