ニューヨーク・ストーリー Argumento

ニューヨークを舞台にした3つのストーリーから成るオムニバス映画。作品全体の製作はロバート・グリーンハットが担当。<第1話/ライフ・レッスン>の製作はバーバラ・デ・フィーナ、監督は「最後の誘惑」のマーティン・スコセッシ、脚本はリチャード・プライス、撮影はネストール・アルメンドロスが担当。出演はニック・ノルティ、ロザンナ・アークェットほか。<第二話/ゾイのいない生活>の製作はフレッド・ルースとフレッド・フックス、監督・脚本は「タッカー」のフランシス・フォード・コッポラ、共同脚本はソフィア・コッポラ、撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はカーマイン・コッポラが担当。出演はヘザー・マコブ、タリア・シャイアほか。<第3話/エディプス・コンプレックス>のエグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・ローリンズとチャールズ・H・ジョフィ、製作はグリーンハット、監督・脚本・主演は「私の中のもうひとりの私」のウディ・アレン、撮影はスヴェン・ニクヴィストが担当。出演はほかにミア・ファローなど。

ニューヨーク・ストーリー Actores

ニューヨーク・ストーリー Foto

ニューヨーク・ストーリー Related

薄氷の告発Jugar en linea
薄氷の告発
プロット  韓国
Mar,15 EN LOS CINES
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話Jugar en linea
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話
プロット  アメリカ
Mar,22 EN LOS CINES
ゴールド・ボーイJugar en linea
ゴールド・ボーイ
プロット  日本
Mar,08 EN LOS CINES
SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIEJugar en linea
SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE
プロット  韓国
Apr,26 EN LOS CINES
変な家Jugar en linea
変な家
プロット  日本
Mar,15 EN LOS CINES
恋するプリテンダーJugar en linea
恋するプリテンダー
プロット  アメリカ
May,10 EN LOS CINES
クイーン・オブ・ダイヤモンドJugar en linea
クイーン・オブ・ダイヤモンド
プロット  アメリカ
May,10 EN LOS CINES
映画 マイホームヒーローJugar en linea
映画 マイホームヒーロー
プロット  日本
Mar,08 EN LOS CINES
Ryuichi Sakamoto | OpusJugar en linea
Ryuichi Sakamoto | Opus
プロット  日本
May,10 EN LOS CINES
悪は存在しないJugar en linea
悪は存在しない
プロット  日本
Apr,26 EN LOS CINES
毒親 ドクチンJugar en linea
毒親 ドクチン
プロット  韓国
Apr,06 EN LOS CINES

ニューヨーク・ストーリー Comments (1)

Siabtrphnturmo
Siabtrphnturmo
ネタバレ! クリックして本文を読む
ウディ・アレンがマーティン・スコセッシ、フランシス・コッポラにニューヨークをテーマにしたトリプティック(三連の祭壇画)のようなものを創らないかと持ちかけてつくられたアンサンブル映画。
第1話ライフ・レッスン:マーティン・スコセッシ
第2話ゾイのいない生活:フランシス・コッポラ
第3話エディプス・コンプレックス:ウディ・アレン

1話はニック・ノルティ扮する現代アートの中年画家の話、倉庫の一室をアトリエにしているソーホーの芸術家というのはいかにもNYの感はありますね。
いい年をして若い女の子が傍にいないと制作意欲もわかずまるで駄々っ子のようです。
ホームレスのような風体の髭面の中年親父にやたらアップで寄るので獣臭のような体臭が漂ってくるようで嫌悪感に身を引いてしまいました。若い性への執着と暴力性はスコセッシ監督らしい持ち味なのでしょうが苦手です。

第2話は訳ありでNYでホテル暮らしをしている12歳の女の子ゾイのお話、学友もセレブばかりでパーティ三昧、ホームレスにキスチョコを恵む様は格差の街の象徴にも映ります。

第3話はフロイトの心理用語がタイトルなのでギリシャ悲劇風かと思いきや四十男を未だに幼児扱いする過干渉な母親と、思い悩む息子の妄想劇。
ストレス過多の大都会NYということなのでしょうか、カウンセラー通いはわかるものの如何わしい祈祷師まで出てくるし、似非ファンタジーのように空に浮き出る母親はまるでマシュマロマンのよう。そうかと思えば実生活でも因縁のミア・ファーローが子連れで登場するのはウディ・アレンの自虐ネタのようでもあり笑いの陰に棘も見えるところは如何にも彼らしい曲者感。

ニューヨーカーと言えば昔読んだニューヨーカー短編集、常盤修平さんの名訳にも助けられていますが粋な男女のエピソードの数々が浮かびます。
それに引き換えと言ったら語弊がありましょうが、良くも悪くも巨匠たちが遊びで作ったような軽さに拍子抜けの感が否めませんでした。