カセットテープ・ダイアリーズ
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Jul,03 2020 EN LOS CINES
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オランダ・ミャンマー・ノルウェー合作
Aug,05 2023 EN LOS CINES
クロス・オーヴァー ワールドワイド・バスケットボール
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アメリカ・ギリシャ・セルビア・イタリア・スペイン・フランス・南アフリカ・台湾合作
Sep,17 2005 EN LOS CINES
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バスケットボール・ダイアリーズ Comments (11)
ドラッグにはまって、堕ちていく少年達の話。
ディカプリオの迫真に迫った演技がすごい。
線が細くて少年っぽいディカプリオ。
演技派の片鱗を見せてくれる、
ストーリーはとある青年が非行とドラッグにより堕落していく様子を描いたもの。
まず、印象に残ったのは俳優陣の演技が良かった。若きディカプリオとマーク・ウォールバーグがかなり役にはまってた。ディカプリオはギルバート・グレイプのときとはまた少し違った演技の上手さがあった。
演出は特に魅力は感じなかったが、垣間見える青年たちのスタイリッシュな画は新鮮だった。
映画としては無味なので、見ていて痛々しく、生々しいだけの気もする。しかしながら、リアリティがあってドラッグの恐怖を訴えている点は評価すべきかもしれない。
ドラッグ映画や青春映画が好きな人にはおすすめできる。
総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
爽やかな青春劇というには常習的に窃盗をしたり喧嘩をふっかけたり強盗までしたりで登場人物がちょっとクズで、当初はあまり好きになれなかった。若きディカプリオが演じていても主人公の人物像に好感がさっぱり持てなかった。
しかしそのクズぶりが進展して転落していく様子が生々しくて、たとえちょっとクズとはいえ普通に社会に生きていた若者が、いかに本物の中毒者になり本格的なクズになっていくのかがわかるいい内容だった。元々犯罪者的な要素はもっていたのだろうが、薬のためにさらに何でもするようになり普通に犯罪でも嘘でも躊躇無く出来るのが怖い。この話が実話だったというのは知らなかったが、だからこそこれだけ現実感があるのだろう。
麻薬中毒者の少女が印象に残るなと思ったらジュリエット・ルイスだった。ちょっともったいない役柄だが、良く演じていた。
残念なのは、途中全く関係のないレジーがジムを立ち直らせようと努力していたのに、それが後半に生かされていなかった。実際の体験に基づいているのだから仕方のないことなのだが、もう少し脚色してくれないと映画としての魅力が生まれないのではないだろうか。
ディカプリオ映画を次々見ている。
この映画は、最初はバスケットボールに打ち込む青年のみずみずしい明るさもあったが、次第に貧困、親の無理解、教師や神父などの堕落に絶望し、
やがてふと味わった麻薬から
抜けられなくなる話。
麻薬の恐ろしさが嫌というほど描かれる。
大人はもちろん、少年、青年にとっては、未来をも奪うもの。
しかし、かすかに明るさを感じたのは、
麻薬でぼろぼろになっていた彼を凍死からすくった黒人のおじさん。
彼はその後も、主人公の青年を見守る。
少年院から出た彼は、もう麻薬には負けない。
最後には作家、詩人、ミュージシャンとして、歩みだしたという終わりかたにほっとした。
ほっ、としたので4評価です。