太陽は、ぼくの瞳
プロット
イラン
May,13 2000 EN LOS CINES
絵の中のぼくの村
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日本
Jul,13 1996 EN LOS CINES
ぼのぼの
プロット
日本
Nov,13 1993 EN LOS CINES
ぼくの国、パパの国
プロット
イギリス
Jan,20 2001 EN LOS CINES
ぼくのバラ色の人生
プロット
フランス
Nov,07 1998 EN LOS CINES
東京のえくぼ
プロット
日本
Jul,15 1952 EN LOS CINES
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ぼくの瞳の光 Comments (1)
主人公アントニオはSF小説が大好き。自分の回りの出来事でさえ、全て小説の中に溶け込ませようとしている。基本は、田舎からローマに出てきた境遇を「地球人が異星人として宇宙で活躍する」ことに置き換えてナレーションを入れている。一人の女性に出会い、一途に好きになっていく様はロバート・デ・ニーロの『タクシー・ドライバー』に共通するところだろうか、マリアとは一度だけ関係を持つが、好かれていないところは似ているかもしれない。
この映画は、ローマでの移民問題や経済的弱者の社会問題も取り入れて、どちらかというと不器用な生き方をしている人間の物語だ。娘リーザと二人暮ししているマリアも男女の関係は苦手そうだし、借金取りのサヴェーリオだって悪人になれない高利貸しのようだ。ハイヤー会社の上司である男も、解雇するに足る不審な行動をとる主人公アントニオを解雇できずにいる。したがって、悪い人間はほとんど登場しない映画なのだが、大きな展開もない。
そんな中、アントニオがリーザに語ってあげる身の上話の“旅人”は良かった。実の父親より父親らしかった旅人に対して憧れを抱き、結局は自分自身も同じ道を歩もうとするストーリーは素晴らしいのだが、SF小説とは繋がりがない点が残念だった。。。