ボーはおそれている
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アメリカ
Feb,16 EN LOS CINES
コーヒーはホワイトで
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日本
Feb,16 EN LOS CINES
ザ・パイロット
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ロシア
Feb,16 EN LOS CINES
52ヘルツのクジラたち
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日本
Mar,01 EN LOS CINES
ARGYLLE アーガイル
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イギリス・アメリカ合作
Mar,01 EN LOS CINES
明けまして、おめでたい人
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日本
Mar,01 EN LOS CINES
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ノウイング Comments (20)
途中まではすごく面白いのだけど、災害には勝てない。運命に従わねばならない・・・と絶望感いっぱい。そしてケイレブとアビーが“ノアの方舟”によって新たな人類の再スタートするという内容。終末思想、世紀末思想、さらには選民思想(ちょっと違うか)をも思い起こさせ、こんな作品に踊らされる新興宗教が生まれやしないかと心配にもなってしまう。最後まで生きるなんて前向きな発想が一つもないところに虚しくならざるを得ない。
「日本沈没」の序盤であっさり海中に沈む伊豆半島に生まれ育ったせいか、大災厄が訪れた折には、全員が、分け隔てなく死ぬのだ、となんとなく思い込んでいる自分にとって、キリスト教の、「選ばれた民だけが救われる、カタストロフの時が来る」という信念が好きになれない。
勝手な話ですよね、失礼。
しかし本作は個人的にはかなり好きな作品だ。ディザスターものかと思っていたが、他にも色々なジャンルに噛みついているようで、SFやサスペンスなど正直詰め込みすぎてまとまっていないようにも思える。しかしそれが妙な形で、しかもバランス良く混ぜ合わさり、まるで2,3作品別の映画を観賞しているかのような体験ができる作品だった。
息子ケイレブが、学校の式典で開けたタイムカプセルの中身をもらい、それに触れたとたん、謎の黒い服を着た男が見えるようになり…って完全にホラー。その「中身」は過去の生徒らが50年後の2009年はどんな世界になっているのかを絵に書いたものが入っているのだが、ケイレブにはびっしりと数字が記された紙が渡される。その謎もかなり驚きだったが、凄いのは黒ずくめの男の正体。開いた口が塞がらないとはこのことか。それだけでなく地球がどうなるのかも驚きでしかない。後半に進むにつれて驚きが多すぎる。しかし、評価の明暗に響きそうなのがエンディング。あまり詳しくないのだが、宗教的解釈らしい。まぁこういう解釈も悪くないが、その前に散々驚かされただけあってそのシーンは「え?」ってなる。ちなみに私の母は「最後のシーンが無ければ90点」と言っていた。
でも思い起こすと聖書など、伏線ちゃんと回収してる。