クレイジー・ハート Argumento

「ビッグ・リボウスキ」「サンダーボルト」で知られる名優ジェフ・ブリッジスが、第82回アカデミー賞で自身初のオスカーとなる主演男優賞を受賞したヒューマンドラマ。共演にマギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル。酒に溺れ堕落した生活を送るシンガーソングライターのバッド・ブレイクが、ある女性ジャーナリストに見出され、音楽を通して再起しようと奮闘する姿を描く。

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クレイジー・ハート Comments (20)

Kxhgosspmin
Kxhgosspmin
いい味だしてますね、ジェフ・ブリッジス。オスカーも納得。マギー・ギレンホールもサプライズノミネートだったけど、見れば納得の演技です。コリン・ファレルもカメオっぽい出演だけど、かなり出番ありますよね。美味しい役どころ。歌うまい。

カントリーという郷愁を誘う音楽とアメリカの雄大な風景が、寂れた男の静かな再生の物語に絶妙にマッチ。主人公がカントリーシンガーでなければ、こうはならなかったろうし、カントリーシンガーだからこそこうなった。「The Weary Kind」も心にジンと響く。オスカー主題歌賞も当然。
Hospnskgxim
Hospnskgxim
アル中の元スター歌手が今一度立ち上がらんとする、という内容。

主演は上手かったし全体的にまとまっているけど、
既定路線な内容で意表を突かれなかったのが残念だった。
Ipgsxknomsh
Ipgsxknomsh
それは母親として子供を守る責任があるから自分本位に物事を決めない。

特にバッドのように自由な男は自分勝手にフラフラと母性が備わっている訳でもない。

そんな男が自分を見つめ直し二人を失わない為に変わろうと行動するが。

そこは許してあげようよ!とハッピーな結果にはならずに切なくて可哀想になる。

でも彼にはギターと歌が曲を作る才能があり例え老いぼれたダラしない男であろうとも衰えてはいない。

J・ブリッジスの歌唱力に驚かされ円熟味を増した演技と存在感にシビれる。
Skipxnsmgho
Skipxnsmgho
かつて一世を風靡したカントリー歌手のバッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)。

今も才能があるミュージシャンであることは周囲も認めていたが、
生来の性格の甘さがたたり、酒に溺れ、才能を台無しにしていた、
オンボロのライトバンに機材と荷物を積み、
携帯で指示された場所へライブに向かう日々。
ライブの場所は、ときに酒場ですらない、ボーリング場だったり、、、

そんな自堕落な日々の中、行く町々でテキトウな女をひっかけ、
さながらカウボーイのような荒くれた日々を送っていた。

しかし、ある日向かった街、サンタフェで彼は「いつもと違う空気」を感じる。
迎えてくれたライブハウスの主人はピアノの名手で、
バッドを一流のプロとして手厚く迎えてくれ、セッションも気分よく進む。
そんな主人が「ウチの姪が地元紙の記者でインタビューしたいと言ってるんだが…」とおずおずと申し出た。
もちろん快諾するバッド。

そこへ、姪のジーン(マギー・ギレンホール)がやってくる。
インタビューを進めるうち、二人は自然とひかれあっていく。
家を訪ね、ジーンの小さな息子バディとも打ち解けるが、
酒が原因で、とんでもない失態をおかし
、結局、ジーンは愛想をつかしてバッドのもとを去ってしまう。

バッドは深く傷つき、失ったものの大きさを痛感するが、
その思いを歌に託していく。
そうして出来上がった曲を、
かつての弟子でいまやトップスターとなった
トミー・スウィート(コリン・ファレル)に提供し、曲は大ヒット。

バッドも自堕落な生活を改め、酒を断ち、
一見はかつてとかわらないドサまわりの日々でも、
確実に何かが変化していく。

これは、ごくフツウの恋愛映画ではありません。

ミュージシャンであるバッドにとっては、
その恋愛が良いものであれ、悲しい結果に終わるものであれ、
すべて(本人の意向とは別として)“糧”とすることができるのです。

まだラブラブ恋愛真っ最中だった頃、ベッドの中で、
ごく自然な軽い調子で、気持ちを歌にしていくバッドに
ジーンが「あなたはズルイ」と言います。
「あなたのように才能がある人なんてほんの一握りなのに、
どうして、せっかく与えられた才能をちゃんと使わないのか」と。

自堕落になり、才能を台無しにして、
恩を仇で返すような日々を送っても、
ジーンのような女性と出会い、
そして、かつての弟子のトミーからも慕われるバッドは、
才能と、運と、そしてたぶん
ミュージシャンとしてとても大切な、チャームに溢れた人。
(まあ、実の息子からは拒絶されますが・・・)

彼の荒れた魂が、行きつ戻りつしながら、
少しずつ再生していく姿に、心を打たれました。
ジェフ・ブリッジス、こんな素晴らしい役で、
やっとオスカーが獲れてよかった!!

そして、ジェフ・ブリッジスとコリン・ファレルの歌の上手さにもびっくりです!!
かつてのローン・ジャスティスとか、カントリーっぽいロックも
決してキライではない私は、思わずサントラを欲しくなりました。

でも…
これと昨年公開された『レスラー』を2本立てでやったら
泣けるでしょうねえ、、、

どっちもかつてのスターなのに今はうらぶれて、
息子のいるシングルマザーと恋に落ち、
魂が癒されていく…
しかも相手の女性が、ファニーフェイスなのに芯が強いというところも共通。
この形式は新たなスタンダード??
Hmsnpsxgiok
Hmsnpsxgiok
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コリンファレルが出てきた時は絶対嫌なやつだと思ったらめっちゃ良いやつで良かった