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ハイヒールの男 Comments (7)
マジ 観ないと 損するよ〜って位 BLだわ
( ๑´ლ` ๑)フフ♡
容赦なく暴力を振るって相手をやっつける強靱な肉体の男が登場。てっきりヤクザだと思っていたら、なんと刑事だった! しかしこの刑事(ユン・ウジク)、心に秘めた悩みを抱えていた。それは、「女性になりたい」という願望。
先日見た『毒戦 BELIEVER』に、ちょっとくせ者で出演していた(ブライアン理事)、チャ・スンウォン主演、どんなんかな?と思って鑑賞。顔が濃くて、目鼻立ちがしっかりしているので、女性になってメイクをすると結構美しい。青いヒゲの跡がなければ、完全な女性で流し目がきれい。後半になるにつれて、女度アップ。
ジャンルとしては、クライムアクションなのでしょうが、ストーリーは今ひとつ、盛り上がりに欠けていたように自分は思いました。結構、エグいバイオレンス描写もあってアクションも満載なのですが、もう少しひねりがあってもよかったかなと。チンピラのゴンがジウクのかっこよさに惚れてファンというのは面白くて、ちょっとコメディの要素もありました。
バリバリに強い凄腕刑事が実は心が女性だったという設定は韓国ぽいですが、性同一性障害の人は、他人が想像するよりも、体と本当の性に深く悩まされているのかもしれないと、少し考えさせられました。
でも異性装とトランスセクシャルと同性愛はそれぞれ別の要素なのに、ドラマ的には同一視されてる感じがして、そもそものプランニングがちょっと雑に感じた。
私も当事者でないのであくまで想像ですが、ヘテロな男だけど女装が趣味、女なのに男の身体を持ってしまったので本来の自分になりたい、男のままで男が好き、とそれぞれのケースを想定すると一緒くたにはできないはず。
一番大事な要素はトランスなんだろうから、それ一本じゃダメだったのかなぁ…
結果的にMtoFかつ男性を愛する志向、は成立するけど、若い頃のエピソードからは女になりたがってる感が弱かったので、愛する男への想いと、すべてを捨てても女になりたい動機とが今ひとつ繋がらなかった。
幼い頃からこっそり女装していた、とか女装の自分を認めてくれる男と出会って恋した、とかやりようはあったはず。
結果的にはちょっと変わり種のアクション映画、というくらいの塩梅。
劇中に出てくるような「ニューハーフ」の人に取材くらいしてるかも知れませんが、出来上がったものはあくまでヘテロな人たちが保守的な世間に向けて作った話、という印象。今ならもっと深く掘り下げられたのかなぁ。
(そうなると当事者をキャスティングするのか問題もあるわけですが。韓国映画界ならやれるのでは?)
主演の俳優さんは長身で腹筋バキバキ、アクションもキレキレ、海兵隊出身のガチマッチョの役だけど顔が優しくて、女装にあんまり意外性はない。
仕上がりのキレイさ(観客の受け入れやすさ)を優先したのかも知れないけど、似合いそうだなーって人より、えっこの人が? って落差があった方が映画的にはアガる。
海兵隊上がりの最強の男→女装、の設定自体、その落差を狙ったものだろうし。。
それと邦題にもなってるハイヒール、せっかくなら履いた状態で闘う場面が見たかった。
厳密にはハイヒールでなくとも女物の靴、スカートにウィッグ、フルメイクで並みいる強者たちを圧倒する場面が見たかったな。。
たしかに動きづらいだろうし、身体的負担は大きいと思うけど、Perfumeだってハイヒールで踊ってるくらいだし、それこそ筋肉やトレーニングの出番では。
映像的にもそっちの方がカタルシスがあったと思う。
主人公ジウクを演じるチャ・スンウォンの長身と長い手足を生かしたアクションは素晴らしいし、さすがは韓国映画という湿度の高いバイオレンス描写も良かった。
詳しいわけではないので、ハッキリとは言えないけど性同一障害をしっかり調べて誠実に描こうという意思は感じ取れるし、実際に“男性社会”の被害者としての主人公の性を時にコミカルに、時に繊細に描いている。
ただ、それだけにあのラストシーンをどのように解釈すればいいのか、モヤモヤしてしまう。