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BELUSHI ベルーシ Comments (4)
ダン・エイクロイドとチェビー・チェイスには
ジョンの分までまだまだ頑張ってほしいものです。
先日アレサフランクリンのリスペクトも鑑賞した際に
ブルースブラザーズをまた見たいと思わされましたが
まさかの立て続けにご本人の生い立ち映画を見るとは。
ちなみにジョン・ベルーシと桑田佳祐がかぶって思えるのは
私だけでしょうか?
そんな天才コメディアンの短すぎた半生を、残された最愛の妻が提供した秘蔵映像と共に振り返る人物ドキュメントは、ミュージシャンでもあったベルーシが盟友のダン・アイクロイドと共に立ち上げたユニット、ブルース・ブラザースの活動についても触れられている。実はその映画版『ブルース・ブラザース』(80)のキャンペーンで来日した際、ベルーシとアイクロイドが取材の合間に東京の吉祥寺にあるライブハウス"のろ"に飛び入りで出演し、ブルースを2、3曲演奏してご機嫌で帰っていったという日本フレンドリーなエピソードも。
本作はそんな楽しい出来事も思い出させてくれる、懐かしくも痛々しい人物回顧録。因みに、アイクロイドがベルーシのために用意していた次回作が『ゴーストバスターズ』(80)で、代役を務めたのがビル・マーレイ。来年2月には久々の続編が公開される。
映画 #ベルーシ (2020年)鑑賞
#ブルース・ブラザーズ や #サタデーナイトライブ で有名な #ジョン・ベルーシ の伝記映画
破天荒、天才と色んな言葉で語られるコメディアンの生き様がすごい
生きてたらどんな俳優になってたのかな
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
ドキュメンタリー『BELUSHI ベルーシ』は当然ながらバイオピックなんだけども... ジョン・ベルーシが妻ジュディ(本名:Judith)と出会った高校生からドラッグ・アディクションによるいわゆるオーバードーズで亡くなるまでの半生をはっきり言わせてもらうなら、ご都合主義的中途半端に描いている... そもそも多くの伝記映画なんて不誠実で詰まらなくて感動もできないものがクダラナイ締め方をする映画って? それも映画も見終わった後にリアルなビリー・アイリッシュを描いた監督が製作したとは信じられなかった。
Chevy Chase: He was clearly the star. He had great command. He
had confidence. And you know, we all looked up to
him that way.
普通のバイオピックでは、時系列に語られる主人公の人生を時には写真や記録映像なんかを交えてタイミングよく知人のコメントと合わせて語られることが多いが、そこのところは本作も踏襲していることは認める。それはいいとしても何故か誰一人として、友人やベルーシと関わった関係者や特に奥さんのジュディですら誰一人として顔出しをしてコメントをしていない。その上、記録映像の音声はクリアなのにコメントをしている時のどの人もマイクではなく電話の受話器を一旦通して話しているように聞こえていた? この映画を観る前に『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』という革新的なジャズミュージシャンのバイオピックを観た後だったのでそれと比べるとオスカー俳優デンゼル・ワシントンがコルトレーンの声を担当し進行役も務め、しかもベルーシよりも15年も早くコルトレーンは亡くなっていたにもかかわらず年老いた友人知人は顔出しをしている。そのことでアーカイブスのどっかから引っ張ってきた録音テープを加工もせずにそのまま流しているのではないかと思うほどクオリティが低い。これも後から知ったけど地下室に眠っていたとか?それは誤認でしかない。なぜなら...⁉
本作の全ての登場人物のコメントは... アメリカのジャーナリストの手によって1984年に出版されたベルーシの伝記『Wired: The Short Life & Fast Times of John Belushi』が妻のジュディや友人のダン・エイクロイドからすれば間違った表現をしていると指摘しているところから考えられる。それは、この本に対抗するように間違いを正す修正版として妻のジュディスと作家のタナー・コルビーによる2005年の『Belushi: A Biography 』の本を作成する過程で口述筆記用として録音されたテープを案の定、安直に使いまわしをしていることから考えられる。
Harold Ramis: My first thought was how great for him. My second
thought was, knowing his appetites, I don' think
he'll survive this.
『ゴーストバスターズ』はメイン・キャラをダン・エイクロイド、エディー・マーフィとベルーシで撮る予定であったなんて今更感はあるけどその『ゴーストバスターズ』でスペングラー博士役を務めていた故ハロルド・レイミスは来年公開の新作『ゴーストバスターズ アフターライフ』ではホログラムとして登場している。彼もまたバラエティー番組『Saturday Night Live』通称:SNLで一躍有名になった前の古くからのベルーシの知り合いで上記のセンテンスは一見冷たく感じるけれども個人的には彼に対する賛辞と受け止めている。7000人の前でブルース・ブラザーズとしてパフォーマンス映像からもそのことはうかがい知れる。
Carrie Fisher: John didn't have a limit - on anything. Usually people
have in them a thing where you go, "Ooo-oo, that's too
much." But, John didn't have whatever that is.
余談として... 世界的有名なミュージカル映画の4本のうちの一本『雨に唄えば』に出演していたデビー・レイノルズを母に持つキャリー・フィッシャーがこのようなコメントをしていたが...
その『雨に唄えば』と肩を並べるアメリカの名作ミュージカル映画『巴里のアメリカ人』の舞台版の同名映画『パリのアメリカ人』を鑑賞したついでと言っては何だけど基になった1951年のミュージカル映画『巴里のアメリカ人』とその翌年に作られた『雨に唄えば』の2本の映画を製作したのがユダヤ人・プロデューサー、アーサー・フリードという人。この人『オズの魔法使い』でも製作に関わっていたけど最初はブラック大使ことシャーリー・テンプル女史がドロシーをやるはずだった。表向きはFOX社とMGMとの契約がうまくいかなかったことになっているけど、実はこのロリコンオヤジのフリードがその粗チンを彼女の前に出したということ... 賢明な彼女は笑い飛ばし、彼が亡くなってから彼女の伝記の中でエピソードとして載せる優しさもあるアメリカを代表する国宝級の女優さんといえる。話は長くなったけれども先ほども言ったように録音テープのようだと言ったのはこのキャリー・フィッシャーのコメントがおかし過ぎるためにある。それは彼女が親不孝をし自分の母親よりも早く召されたことによる... その原因を知っていればこんなコメントは載せることは出来やしない。どうかしている。
The Night John Belushi Died: Exclusive Book Excerpt Reveals New
Details of a Tragic End at the Chateau Marmont
2年半以上前にエンタメ情報サイト "The Hollywood Reporter" の記事に『The Castle on Sunset』という本の中でベルーシが何故?亡くなったのかとか、そして最後に会った2人のオスカー受賞者の俳優との接点を時系列に割と詳しく載せていた。だから冒頭、この映画が中途半端でしかも家族や友人を中心に録音されたテープをベースにしているのでベルーシのいいとこばかりを描くのは仕方がないとしても事実を知ると一番肝心な部分を敢えて載せないのは当然この映画をくだらなく思ってしまう。
Who are you? と聞かれた時、俳優だと答えた40年近く前に亡くなっている人のバイオピックの評価はamazon.com に☆5と☆4をつけた人の合計が88%なっているのでアメリカ人にとってはいい映画なのかもしれない。さて温度差のある日本では... ?
それともう一つ余談として... ベルーシと奥さんのジュディス・ベルーシ・ピサーノとの直筆の手紙のやり取りの場面が本作のラストのエピソードで登場したけれども英語圏の方からの手紙をいただいたことがあれば、個性的な字を書く人がどれだけ多いのかが、嫌というほど分かる。でも彼女の字は素晴らしく、麻薬や飲酒の影響からかベルーシの字は小学生以下のようにも見えたけどもさすが旦那さんの回顧録『Samurai Widow』を書くだけの事はあるってか?ゴースト・ライターがいたとしてものお話⁉ 嫌みでどうも失礼?